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2007年夏に定年退職した、団塊世代 普通のオジタリアンの日記
団塊世代オジタリアン
烏ノ塒屋山
2010-01-20-Wed  CATEGORY: 日記
■今日は大寒ですが、ポカポカ天気に誘われて「烏ノ塒屋山」へ家内と車で出発しました。

  烏ノ塒屋山と書きますが「からすのとややま」と言うそうです。
 
  塒屋とはねぐらの意味だそうで、パソコンでねぐらを変換すると塒がでます。



  奈良県桜井市よりR166で南東の方向に行くと宇陀市大宇陀区で

  国道370線と交差します。

  さらに南下し吉野町の手前の牧より右折し杉林の林道に入ります。

  林道の小さな峠を越えると三茶屋「恋の谷」に着きます。
  
  ここには、小さな祠が二つ並んで建っています。

恋の谷・祠が二つ



  まわりは、ひと気が全くない谷ですが、林業で生計をたてている人が稀に

  入山しているようです。

  吉野町へ続いていると思われる細い道がありますし、昔には恋の物語があったのでしょう。

  少し林道を進むと廃屋が二軒あり、これより先には車では進めません。

廃屋が二軒



  先日降った雪が所どころに残っており、日当たりの悪い寂しい所なので

  引き返そうかとも思いましたが、せっかく来たので、ここに車を置き登ることにしました。

  墓場を右に折れ進みますと山道の表面をコンクリートで薄く舗装した急な道が

  続いています。

  途中には、水害の痕跡が残っており、山道の土砂が流されており、コンクリートで薄く

  舗装された表面が空中に浮いています。

土砂崩れの道



  ハイチやアジアの国の「オカラ工事」だったら、コンクリートで薄く舗装された表面は

  落下していたでしょうが、我が国の工事は強いです。  さすが!

  恐る恐る渡りましたが、もし落下したら大変です。 

  この様なことは、絶対してはなりません。

  道は送電線の鉄塔の横で終わっていました。

  ここから先は、踏み跡と所どころに付けられた標識に従ってルートを選びます。

  しばらく登ると尾根に出て、さらに進むと鹿防御用のフェンスに沿って登ることに

  なります。

  やがて、南方向に視界が開けてきました。 遠くに見えるのが、大峰山系です。

大峰山系の遠望



  いばらのとげに悩まされながら、フェンスに沿って登ります。

  三重県との県境の山にも積雪が認められます。

南東方向を望む



  約50分で烏ノ塒屋山頂上:標高659mに着きました。 

  樹林で全く視界がききません。

烏ノ塒屋山頂上





  頂上の三角点の横で、ノンアルコール飲料を飲みながら、弁当を食べました。

CIMG7176.jpg
 


  風が強いので、木と木の幹が擦れ合って、動物の鳴き声の様な妙な音を発していました。

  下山も同じルートをとりました。

  誰ひとりと会わない静かな山行でした。




■帰路は、大宇陀温泉「あきののゆ」に寄って冷えた体を温めました。

大宇陀温泉・あきのの湯


  温泉の湯は透明ですが、肌がヌルヌルして潤いが増す感じがします。

  薬とう湯と檜風呂が良かったです。 

大宇陀温泉・あきのの湯・パンフ




           (あきの)
■途中の道の駅「阿騎野宿」の野菜市に寄って野菜をたくさん買って帰りました。

  白菜もたくさん買いましたので、後日食卓にあがるでしょう!


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